Apidog MCPサーバー入門:AIとAPIをつなぐ新しい開発ワークフロー
Source: Dev.to
概要
「え、これマジ?」AIとAPIの融合で開発が激変する瞬間。
AIがコーディング方法を根本から変えようとしている中で注目すべきは モデルコンテキストプロトコル(MCP)。MCP は、AI コーディングアシスタントと外部知識ソースをスマートに繋ぎ、AI に必要な情報をピンポイントで提供できる仕組みです。
MCP とは
- 従来の AI は訓練データの範囲内でしか回答できませんでした。
- MCP を使うと、AI が外部アプリから専門情報に直接アクセスし、理解・活用できるようになります。
- これにより、特定の開発タスクで AI の精度と効率が劇的に向上します。
Apidog MCP サーバーの特徴
- API 仕様と AI コーディングアシスタントの橋渡し を行い、開発者が「バイブコーディング(Vibe coding)」と呼ばれるフロー状態に入れるよう支援します。
- Apidog プロジェクト、公開された API ドキュメントサイト、任意の OpenAPI 仕様(OAS)ファイルをデータソースとして AI 駆動の IDE(例:Cursor)で利用可能。
- サーバー起動時にプロジェクトの API ドキュメントを自動で読み込みキャッシュし、AI がシームレスに取得・活用できる環境を提供します。
バイブコーディングとは
開発者が創造的な問題解決に集中している間、AI アシスタントが API 仕様の詳細を完璧に理解し、実装の細部を担当する状態です。これにより、開発者は高レベルの設計判断や問題解決に専念できます。
使用例
フロントエンド
「API ドキュメントに基づいて、ユーザー登録フォーム用の TypeScript インターフェースと React フックを生成して」
AI アシスタントは必要な仕様を取得し、バックエンド API に完全に合致するコードを生成します。
バックエンド
- サーバーサイドのモデル、検証ミドルウェア、API ドキュメントに一致するデータベースクエリの自動生成。
- 実装と API 契約の一貫性が保証され、バグや統合問題のリスクが大幅に減少します。
QA エンジニア
- 文書化されたエッジケース、期待応答、エラー条件をカバーするテストケースを自動生成。
- 本番前に潜在的な問題を特定でき、API の品質と信頼性が向上します。
セットアップ手順
前提条件
- Node.js(バージョン 18 以上、できれば最新 LTS)
- MCP をサポートする IDE(例:Cursor、Cline プラグイン付き VSCode)
- Apidog アカウント(API アクセストークン取得が必要)
Apidog のトークン取得
- Apidog にログインし、右上のプロフィール写真をクリック
- アカウント設定 > API アクセストークン を選択
- 新しいトークンを作成し、コピーして安全な場所に保存
プロジェクト ID の取得
- Apidog で対象プロジェクトを開く
- 左サイドバーの設定から 基本設定ページ を開き、プロジェクト ID をコピー
MCP 設定ファイルの作成
Cursor の場合
// ~/.cursor/mcp.json または プロジェクトルートの .cursor/mcp.json
{
"mcpServers": {
"API specification": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"apidog-mcp-server@latest",
"--project-id="
],
"env": {
"APIDOG_ACCESS_TOKEN": ""
}
}
}
}
Cline(VSCode)の場合
- Cline パネルを開く
- MCP サーバー → MCP サーバーを設定
設定内容は上記 JSON と同様です。
置き換えるべきプレースホルダー
- “ → 実際の Apidog プロジェクト ID
- “ → 取得した API アクセストークン
Windows ユーザー向け代替設定
{
"mcpServers": {
"API specification": {
"command": "cmd",
"args": [
"/c",
"npx",
"-y",
"apidog-mcp-server@latest",
"--project-id="
],
"env": {
"APIDOG_ACCESS_TOKEN": ""
}
}
}
}
OAS ファイル直接読み込み(Apidog 以外)
--project-idパラメータを削除し、代わりに--oasを使用- 例:
npx apidog-mcp-server --oas=https://petstore.swagger.io/v2/swagger.json
# または
npx apidog-mcp-server --oas=./data/petstore/swagger.json
統合テスト
- IDE を再起動し、新しい MCP 設定を読み込む
- AI アシスタントに質問して動作確認
例:
- 「MCP を使用して API ドキュメントを取得し、利用可能なすべてのエンドポイントをリストしてください」
- 「API ドキュメントに基づいて、ユーザーモデルにはどのフィールドがありますか?」
正しく統合されていれば、AI が手動参照なしで情報を提供します。
まとめ
Apidog MCP サーバーを開発ワークフローに組み込むことで、API 駆動のアプリケーション開発が根本的に効率化 されます。
- コンテキストスイッチが減少し、エラーが少なくなる
- 開発者は設計や問題解決に集中でき、AI が実装の細部を担当
- チーム全体で同一の API 仕様を参照でき、認識齟齬やコミュニケーションコストが低減
実際に導入したチームでは、API 関連の開発時間が約 40% 短縮され、バグも顕著に減少したとの報告があります。
MCP のようなプロトコルは今後さらに普及し、様々な開発ツールに組み込まれるでしょう。ぜひ Apidog MCP サーバー を試して、開発体験の変化を実感してください。
参考リンク
- Apidog MCP サーバー公式ドキュメント: